
知っているようで知らないスダチのこと。徳島県民にとっては、あって当たり前の香酸柑橘なので、ついつい知っているつもりになるけれども、使い方については保守的で、横半分に切って果汁をしぼって振りかける、というスタイルになりがち。
今回のセミナーでは、そのスダチを対象に、
- 塩スダチ
- ハチミツスダチ
- スダチ塩
3つの味を追求してみた。
まずは、塩レモンと同じやり方で作った塩すだち。少量のオリーブオイルと合わせて、ドレッシングに。


次は、皮ごと小さめに刻んだスダチをハチミツで和えて、ハチミツスダチに。



最後は、スダチ塩。こちらは、塩を盛っておいて、そこにすだち果汁をかけて、刺身などにつけると美味しいとの情報を得たので。

これが本日のスダチのお品書き。スダチドレッシングは、海藻豆腐サラダや豆苗サラダと合わせて食べたが、単なる果汁をしぼっただけでは得られない美味しさが。ハチミツスダチは、水切りヨーグルトに合わせて。果皮のほろ苦さや果汁のさわやかな香りが、ハチミツとうまく調和している。スダチ塩も、アジの刺身にも鯛の刺身にも新しい美味しさをもたらしてくれる。
切ってしぼるだけ、では、スダチをないがしろにしていると言われても仕方ないな、と反省した今回のセミナーでした。