9月のセミナーはオクラでした。夏から秋にかけて、手に入りやすい野菜だけど、使い方に迷ってしまうところもあるので、ちょっとディープなオクラの使い方を目指してみました。

まずは、オクラの唐揚げ。去年のセミナーでは、フリッターを作ってみましたが、今回はさらに省力化でかたくり粉の衣だけで揚げてみます。火通りのよい野菜なので、1分も揚げれば十分です。仕上げは塩少々とカレーパウダーで。


衣は薄くついて、揚げ時間も短く手軽に調理できます。 カレー粉の香りが美味しいと好評でした。
次は、オクラのチヂミ。ミキサーなどですりおろしてお好み焼きにしても美味しいですが、今回は、切り口の鮮やかな模様を活かすために、小口切りにしてチヂミにします。




粉ものとオクラがしっかりなじんで、オクラの粘りのお陰でモチモチとした食感でした。小口切りのオクラの星形がチヂミの表面に見えて、可愛いと評判でした。
オクラは、ビタミンやミネラル、食物繊維など、野菜に期待する栄養をまんべんなくそつなく含む優れものの野菜です。

オクラのチヂミのできあがり。オクラのぬか漬け(浅漬け)を添えました。オクラは生でも食べられる野菜ですが、ぬか床に1晩~1日漬けておくと、あっさり味のしゃくしゃくした浅漬けとして楽しむことができます。