金時豆の味噌作り

セミナー

徳島で愛されている金時豆。甘い煮豆したものは、豆焼きと称するお好み焼きのメニューに使われたり、甘辛く煮たシイタケなどと合わせてちらし寿司の具材に使われたりします。

その金時豆で味噌を作ってみたらどうなるんだろう、と野菜ファクトリーらしい発想の元、今月は、金時豆の味噌作りです。

まずは金時豆を一晩水に浸してから柔らかくなるまで煮ます。

煮豆をつぶして、塩と混ぜた米麹に合わせ、空気を抜きながらなじませていきます。味噌保存用の袋にぎゅっと詰めたら、カビよけの塩を振って、さらに空気を抜くようにして袋を閉じれば出来上がりです。発酵が進むまでには9ヶ月はかかると見込んでいます。

金時豆は、大豆に比べて柔らかいためか、煮汁を足して調整しなくても、ちょうどいい具合いの堅さに仕上がりました。

皆さんそれぞれ味噌の仕込み中。

今回、おまけで、キュウリと豆腐の酒粕の浅漬けを作ってみたので、それも試食しました。ほんのり酒粕の味がして、特に豆腐はなかなかのものでした。逆に考えれば、豆腐という食材が優秀ということなのかも。